頭が痛くなった時の正しい対処法とは?

肩こり

こんにちは!

てんぱくばし整体院の院長くまモンです!

今回は、頭痛が起こった時の対処法で陥りがちな失敗例と正しい頭痛の捉え方を踏まえて行なってほしい対処法をお伝えいたします!

まずはよく陥りがちな対処法と言いたいところですが・・・

まず最初に理解してほしいことがあります。

頭痛には大きく3種類あって、それぞれに違った対処法があるだけでなく真逆の対処法があったりもします!

ということは・・・

間違えれば逆効果になることを知らずに行ってしまうということ。

そんなことが起こらないよう、まずは自分の頭痛がどの頭痛なのか把握しておきましょう!

【頭痛の種類】

①緊張型頭痛

→症状としては、どんよりと重い鈍い感じの痛みで、原因の多くは、生活習慣が関係しています。デスクワークや車の運転などでうつむいた姿勢をとっているときが要注意です。長時間同じ姿勢でいることから、夕方や仕事の終わりごろに頭痛が起こりがちです。また、持続時間には個人差があり、30分程度で収まることもあれば、1週間程度続くこともあります。

②片頭痛

→症状としては、脈を打つようにズキンズキンと痛み動くと悪化するのが特徴です。頭の左右どちらかの片側が痛む人が約6割、両側が痛む人が約4割とされています。ひどいと強い吐き気を覚え、おう吐をしてしまうなど、日常生活に影響が出ます。日本で片頭痛がある人は、約840万人と推計され、女性に多くみられます。片頭痛の持続時間は4~72時間とさまざまで、個人やその人の状況によって異なります。

③群発頭痛

→症状としては、片側の目の奥の辺りの激痛が起こるほか、目の充血涙や鼻水が止まらないなどの症状を伴う頭痛です。20~40歳代に多く、男性に多いことも特徴の一つです。症状は1~2か月間ほど毎日のように起こり、この期間を群発期と呼びます。群発頭痛が起こると痛みだけではなく、興奮した状態になって動き回ったり、気分が落ち着かなくなったりします。群発頭痛の症状は1~2時間ほど続き、夜から明け方に起こることが多いとされています。
特に、眠ってから2時間ほどで起こることが多くみられます。また、毎日ほぼ同じ時間帯に起こるのが特徴です。群発頭痛は、1回の群発期で治まる場合もありますが、典型的なケースでは10年以上にわたり、半年~2年おきに群発期を繰り返します。群発頭痛が疑われる場合は、神経内科や脳神経外科を受診してください。群発頭痛に典型的でない症状があるときは、くも膜下出血や髄膜炎、脳腫瘍など重大な脳の病気が原因で激しい頭痛が起こっている可能性もあるので、注意が必要です。

以上が頭痛の種類の大まかな説明になります。

自分がどんな頭痛かの判断基準をつくっておくのが、正しい対処法を行う上で一番大切なので覚えておいてくださいね!

では以上を踏まえた上で、陥りやすい間違った対処法をいくつか紹介いたします!

 

【間違った対処法】

①冷やすのか温めるのか

→頭痛の対処法で一番多く間違いやすいところになります。冷やすのと温めるのでは真逆の対処法なので間違えるとより悪化させてしまうことになるので、しっかりと正しい選択を自分でできるようにしてください。

解説すると、緊張型頭痛は、「筋肉・関節の凝り」や「緊張」により血管が圧迫し、頭部への血流が悪くなることで生じるようになります。つまり緊張型頭痛は、血行不良が原因ということです。つまりは体を温めると血行がよくなると言うことが分かります。半身浴や足湯が気持ちいいと感じるのは血流がよくなり、体の緊張をほぐす効果があるからです。よって、血行不良で生じた緊張型頭痛を解消するには血液の循環をよくする温める方法を摂るようにするのが正解です!

これに対し、片頭痛はどうでしょうか。
片頭痛は脳の血管が急に広がることで起きる症状です。つまり血管の拡張が原因となって起きるので、血管の拡張を抑える必要があります。そこで、血管を収縮させるために頭を冷やすのが正解です!

このメカニズムを覚えて、対処を間違えないようにしてくださいね!

②安静にするのか動いた方がいいのか

→これも勘違いや間違いが多いものです。そもそも痛みがあるのに運動しないことの方が多いとは思いますが、意外と運動する方が良い場合もあります。

解説すると、緊張型頭痛は血行不良が原因なので、体を動かすことが痛みの緩和に有効です。しかしながら動きすぎは逆に疲れが目立ってしまうので注意してください。運動以外ではストレッチで首や肩を動かしたりしてみましょう。肩や首に蒸しタオルなどを当てて温めるのもおすすめです。

片頭痛は逆で、体を動かすと痛みが助長されるので、光や音などの刺激も避け、安静にして過ごしましょう。ちなみに、痛み始めには血管を収縮させる作用のある、カフェインを含んだコーヒーなどを摂ると、痛みが緩和されることがあります。

③入浴はしたほうがいいのか控えたほうがいいのか

→大体の方は痛みがある時は入浴を控えた方がいいと思いがちですが、違います。

緊張型頭痛は先ほども解説した通り、血行不良が原因なので、しっかりと入浴して血流を良くしてあげるほうが痛みの緩和に有効です。

片頭痛は血管の拡張が原因の痛みなので、入浴は逆効果になりますので、注意が必要です。熱すぎないシャワーなどで短く済ませ、血流が良くなりすぎないようにすることが大切なので気をつけましょう。

以上が陥りやすい間違った対処法になります。覚えておいて、気をつけて対処してくださいね!

 

【正しい対処法のコツ】

①症状から自分の頭痛の種類を特定できるようにする

→1番最初の判断材料になるので、何よりも一番肝心なところになるでしょう。大きく分かれて「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」のどれになるのかをしっかり理解しておきましょう!

②原因を知っておくこと

→原因がない頭痛はありません。必ず自分では気づいてない隠れた原因があるはずです。そして大事なことは原因が1つだけではない事のほうが多いということです。原因を全て見つけないといけないわけではありませんが、どの要素が強いのかというのは自分自身で理解しておくことがいいでしょう。原因の例としては、筋肉疲労ストレス気圧自律神経の乱れ食事生活リズム水分不足紫外線視力低下電磁波騒音・・・などです。多い原因を上げたので参考にして自分を俯瞰する癖をつけて原因を特定してみましょう!

③ストレスにならない程度に留める

→真面目な方に多い傾向ですが、対処法を実践する際に知らず知らずのうちに自分のキャパシティを超えてしまい、そのストレスでむしろ体調を悪化させてしまう方がいます。完全に元も子も無いですよね・・・どうにかして治したい気持ちがあるのは当然ですが、無理が生じない程度というのが大切だということを理解して実践してくださいね!他のことでも言えることですが、続けられることが大切なので間違えないようにしましょう!

④鎮痛薬に頼りすぎない

→ロキソニンなど、常備薬にしている方が多いと思います。確かに一番手っ取り早いのはありますが、あくまで対症療法だということを忘れてはいけません。対症療法とは、症状に対してだけ効果を発揮するもので、原因の解決になるものでは無いということ。それに服用を重ねていくと鎮痛効果自体も弱くなっていきます。理想は日常生活の中で対処法を実践することなので、痛みが強い場合やどうしてもすぐに痛みを遠ざけたい場合にのみ服用する。といったルールを自分で作り、服用しすぎないように工夫するようにしましょう。

 

以上、正しい頭痛の対処法を解説させていただきましたが、参考になりましたでしょうか?

もちろん人それぞれで症状や原因は様々ですが、大まかに知っておくことで一番自分に合った対処法を見つける近道になるはずですので、大いに活用してください!

時間がない・症状が重く対処法をする余裕がない方はプロの手を借りるのも一つの手段なので、てんぱくばし整体院にいつでもご相談ください!

 

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